4:『フィチン(IP6)』はミネラルを奪わない。

  • 2010/02/05(金) 23:15:45

◇…『フィチン(IP6)』がミネラルを欠乏させるという情報源は?

『フィチン』がミネラルを欠乏させるかも知れないという情報の元は、
故柳沢文正氏(明治44年〜昭和60年)がフィチン酸の性質だけを根拠に

「フィチン酸の豊富な食品を摂取していると、キレート作用が働き、体内のミネラルが欠乏を来す可能性があるかもしれない」と仮説したことによります。

たんなる仮説です。
実際に人体において実験したわけでもなく、机上の仮説でした。

この仮説では
食品に含まれるのは『フィチン』なのに、『フィチン』の性質を使って説明しています。

『フィチン』と『フィチン酸』の分子構造を見れば分かるように、言葉は似ていますが同じ物質ではありません。

『フィチン』がミネラルと結合(キレート作用)するのは事実です。

一方『フィチン』はすでにミネラル豊富な状態で、これ以上ミネラルをつかまえることはありません。
そして、自然の食品中に『フィチン酸』は存在しません。

『フィチン酸』は『フィチン』からミネラルを取り除いて作られた成分です。
自然の食品中にあるのは『フィチン』です。
そして『フィチン』が豊富ということは、それだけ、ミネラルも豊富であるということです。
 
ところが、

今だにこの仮説を信じて引用する人があり、『フィチン』の役割を誤解させております。

『フィチン(IP6)』はミネラルの供給源

◇…『フィチン(IP6)』はミネラルを奪うのか?

実際に、フィチンとミネラルの関係を実際に実験研究した科学者が複数あり、そのデータから、ミネラルが欠乏という問題はないことが、証明されています。

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【研究例1】
エルンスト・グラーフ博士と彼の助手、ジョン・イートンは1984年、
微量鉱物元素と結合した『フィチン』は、その結合を簡単に離し、離れたミネラルが体内に吸収されることを示しています。
さらに、フィチン酸があるほうがミネラルが吸収されやすいことを示しています。
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【研究例2】

日本の大川順正博士は1984年高カルシウム尿症の患者の追跡調査で、患者に『フィチン(IP6)』を高濃度に含有する米ぬかを連日10グラム二年間投与しました。
その結果、血清中のカルシウム、リン酸化合物、あるいはマグネシウムの濃度に優位な低下はありませんでした。
すなわち、またもやIP6の有する微量元素気レート作用が生態に及ぼすかもしれないという危惧を吹き飛ばす結果になったのです。
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この記事に対するコメント

何度もごめんなさい

何度もごめんなさい、フィチンを摂取すると胃の中でフィチン酸とミネラルに分解されミネラルを吸収できる。またフィチン酸も同時に発生してミネラルと結合していくけれど、フィチンを取る事は、ミネラルも取っている訳なのでフィチン酸で多少のミネラルと結合して排出されても、みんながミネラルや栄養がなくなって体によくないと騒ぐほど問題視しなくてよいと考えていいですか?(*^o^*)

  • 投稿者: mie
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  • 2011/05/15(日) 09:22:58
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